Canva ProとAdobe CC Expressどちらが優れているかを比較して検証

Canva ProとAdobe Creative Cloud Express(旧Adobe Spark)、どちらもオンラインで手軽にグラフィックデザインが作れるサービスとして知名度があります。今回はその2つのサービスを実際に利用し、機能/使いやすさ/料金などを比較して検証してみました。クライアントワークがしたいグラフィックデザイナー/Webデザイナー、デザインを学びたい人やビジネスに活かしたい人に読んでもらいたい内容にしています。

Adobe Spark→Adobe Creative Cloud Expressにリニューアルされたためいくつか追記しています。追記は2022年3月時点の内容です。

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Canva ProとAdobe Sparkについて

Canva Pro
Adobe Spark

追記:旧Adobe Sparkは、2021年12月に「Adobe Creative Cloud Express 」に改称いたしました。(2022年3月時点)

最初に、Canva ProAdobe Sparkについて簡単にサービス内容を説明します。どちらも非常に良く似たサービスなのでまとめて紹介します。両方ともサービス内で提供されるお洒落なデザインのテンプレートを使って編集していくWebサービス(有料)です。ちなみにCanvaフリー、Adobe Sparkスタータープランであれば無料で使えます。オンラインで作業できるのでソフトのインストールは不要で、デザインはクラウド上に保存できるのでPCのストレージ(容量)を減らすことなく利用できます。

実際、私はグラフィックデザイナーとして駆け出しの頃、Canva Proで制作したロゴ/ヘッダーなどのデザインをいくつもクライアントに納品してきました。どちらも便利なデザインツールとして、世界的に多くのユーザーを持っています。

Canva ProとCreative Cloud Expressを徹底比較

Canva ProとAdobe Creative Cloud Expressの機能/使いやすさ/会社情報などをまとめて比較した表を作りました。旧Adobe Sparkと一部変更点があるため追記しました。

サービス名Canva ProAdobe Spark
リリース20122016
本社所在地オーストラリアアメリカ
月額プラン1,500円980円(単体)
年額プラン12,000円9,980円(単体)
アプリ対応(iOS,Android)対応(iOS)*
ストレージ100GB20GB/1TB(フォトプラン)
操作の安定性たまにカクカク快適
SNS共有Facebook,Twitter,Instagram,Slack,
MailChimp,PowerPoint,etc.
Facebook,Twitter,
Google Classroom,Microsoft Teams
フォント数多い少ない
対応ファイルjpg,png,pdf,svg,mp4,gifjpg,png,pdf,mp4
テンプレート数50万点以上10万点以下
素材数数億点不明
ブランドキット数10070
アニメーション数136
塗り足し×
グラフ作成×
文字加工微妙多機能
フィルター加工少ない多い
背景透過
JPG解像度96dpi96dpi
フォントの追加
印刷オプション×
独自ドメイン××
カスタマーサポート×→〇

追記:Adobe Creative Cloud Expressにリニューアルされてからは1,078円/月、10,978円/年に料金が変更されています。フォントについてはAdobe Fontsが利用可能に。カスタマーサポートはチャットであれば対応してもらえます。Canva Proはメール対応です。

Canva Pro公式サイト Adobe Creative Cloud Express公式サイト

補足情報

※Adobe SparkはアプリだとSpark Post, Spark Video, Spark Pageと3つに分けられます
※AndroidではSpark Postのみ対応しています
※Adobe Spark内のテンプレート/素材数については明確な数字を出していません
※Adobe Sparkのコミュニティであれば質問が投稿できます

追記:旧Spark PostはAdobe Creative Cloud Expressに解消されましたが、Spark PageとSpark Videoはそのままの名称で残っています

Canva ProとAdobe Sparkの料金プランを比較

詳しい料金プランについてCanva ProAdobe Sparkをそれぞれ比較します。画像は公式サイトのものをそのまま使っていますが、最新情報を知りたい場合は各料金プランの詳細をご覧ください。公式サイトのリンクを貼っています。

Canva Proの料金プラン

Canva Proの料金プランの月額と年額を切り替えて表示できます。

Canva Pro月額
Canva Pro年額

年額プランであれば月額1000円になるので月額と比較して年間6000円分お得
チームメンバー(共同作業可能なユーザー)の人数によって料金が変わる
1番安いプランで最大5人までユーザーを招待して共同作業ができる
チームメンバー6人目以降は1人につき追加料金300円/月
機能は非常に限られるがCanvaフリーであれば無料で利用可能

Creative Cloud Expressの料金プラン

Adobe Sparkの料金プランは少し特殊です。単体での購入ではなくAdobe Creative Cloudのフォトプランでの購入が断然得なのでおすすめです。Adobe Spark公式ページにある単体の料金プランを見ると、無料お試し期間終了後の個人版が980円/月、9,980円/年です。これだったらAdobe Creative Cloudフォトプランを契約してAdobe Sparkを手に入れた方がずっとコスパ良いです。なぜならフォトプランではPhotoshop, Lightroom, Lightroom Classic, Premiere Rushなど含めた計22個のサービスやツールが利用し放題だからです。

追記:料金プランは1,078円/月、10,978円/年に変更されました。

有料プランを保持するCreative Cloudメンバーは、プレミアム機能を含めてSparkの全機能を利用できます。このためには、Adobe ID(Creative Cloudプランを設定するために使用した電子メールアカウント)を使用してSparkにログインするだけです。

以下はAdobe Creative Cloudフォトプランの料金です。

フォトプラン20GB
フォトプラン1TB

フォトプランは月額プランのみだが年払いには対応
クラウドストレージの容量によって料金が変わる
大量に重いデータを制作する場合でなければ20GBでOK
無料で使えるAdobe Sparkスタータープランはあくまでお試し

結局どちらが良いのか

Canva ProとAdobe Sparkを比較したときに、機能や素材の豊富さで言えばCanva Proの方が優れています。ただ、Adobe Sparkをフォトプランで契約するのであればPhotoshopやLightroomなどのソフトも使えるため話は別です。Adobe Sparkにはなかった細かいエキスポート設定や印刷オプションが使えるようになるため、かなりデザインの幅が広がります。サービスを使う目的や用途、今後の目標によってどちらがおすすめかは人それぞれ変わるので以下を基準に検討してみてください。

Canva Proがおすすめなのは…

制作から仕上げまでCanva Proだけで完結させたい人
制作物をベクターデータでダウンロードしたい人
高度なソフトを扱う必要がない人

Creative Cloud Expressがおすすめなのは..

Adobe Creative Cloudフォトプランを利用したい人
ゆくゆくはPhotoshopを扱えるようになりたい人
フィルター加工や文字加工にある程度こだわりたい人
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